こんにちは。ミニマリストのねこです。
リビングに敷くラグは掃除が面倒な上に大きくてかさばるということもあって、ミニマリストの方は持っていない方が多いですよね。
私もラグはずっと処分したかったのですが、2人暮らしをしていて1人では決められないということもあって判断を先送りしていました。
そんなラグをこの夏やっと捨てることができて、ここ1ヵ月はラグなし生活をしています。
実際にラグなし生活をしてみてもちろんメリットもあるなと感じましたし、一方でラグには意外な効果があったのだなとも感じたので、ミニマリストの私が気づいたラグを持つことのメリットとデメリットについてまとめてみたいと思います。
ご自身にとってラグは必要か必要でないか判断する参考にしていただけたら嬉しいです。
ミニマリストが気づいたラグなし生活4つのメリット
まずはミニマリストの私がラグを捨ててみて気づいた、ラグなし生活のメリットをまとめてみます。
ハウスダストを溜め込まず清潔
ラグを処分するときに驚いたのが、ラグとフローリングの間に砂?のような細かい汚れが・・・ラグに落ちたホコリって下に落ちてしまうものなのかもしれません。
いくら掃除機やコロコロで掃除をしているとはいえ、それは表面を掃除しているだけで、中に入ってしまったホコリまでは取り切れないんですね。
ラグ自体にダニやカビもついていそうですし、表面にも掃除機では取れない汗や汚れがついていそう。あまり清潔ではなさそうですね。ハウスダストアレルギーのある方は要注意です。
その点フローリングならそういったダニやカビ、汚れとは無縁。いつでも清潔でいられます。
掃除がラク
ラグを敷いていても清潔に保とうとすると掃除がなかなか面倒。ラグやカーペットは掃除機かコロコロを使わないと掃除できないですし、掃除機を使ったとしても髪の毛や猫の毛がからまっていてきれいになっているか疑問でした。
しかもラグは特に飲み物や調味料など液体をこぼしてしまったときが面倒です。すぐに拭かないといけないし、すぐに拭いたとしてもシミになってしまうことが多い。
その点フローリングだけなら髪の毛などのゴミも飲み物をこぼしても、雑巾かフロアモップで簡単に掃除できてラクだな~と感じます。
さらにラグにホコリやダニ、カビを溜めないことを考えると、ラグ自体も定期的に洗う必要がある。
クリーニングは高いですし、自分で洗うのも面倒だし、そもそも洗える商品であることが前提と・・・かなりメンテナンスが面倒だなと感じます。
フローリングならそんな家事からも解放されて、面倒くさがりの私は楽チンで嬉しいです。
部屋が広くすっきり見える
ラグはインテリアとしておしゃれですし、部屋の印象をがらっと変えてくれてインテリア効果が高いことはメリットですね。
その反面、床の面積がラグの色で分断されてしまうため部屋が狭く見えてしまうのかなと感じます。実際にラグをなくしてみたら部屋を広く感じる気がします。
広い部屋ではインテリア効果を重視できますが、私のように1K7畳の狭い部屋ですっきり暮らしたいという場合には死活問題です。少しでも圧迫感なく広く感じられる方が良いな~と感じました。
夏はフローリングが気持ち良い。涼しい。
冬にはフローリングの寒さから部屋を守ってくれるラグも、夏には邪魔な存在。ない方がフローリングが冷たくて涼しいし、さらっとして気持ち良いな~って感じます。
気温が高くて暑いと感じる日でもフローリングにごろんと転がると、ひんやり冷たくて体感温度を下げてくれる気がします。
それにラグは肌につくとべたつきますし、薄着のままだと汗や皮脂がついて不衛生ですよね。その点フローリングなら汗や皮脂汚れも、さっと拭けるところがいいなと感じます。
ミニマリストが気づいたラグなし生活3つのデメリット
メリットもたくさん感じたラグなし生活ですが、実際にラグなし生活をしてみたことで意外にもラグにはインテリアとしての役割だけでなく、機能面の役割もあったんだなと気づきました。
音が響く(防音性)
ラグをなくしてみてまず気づいたことは、音が響きやすいこと。特に夜に周りが静かになると、話し声や足音、物を落としてしまったときの音が以前より響く気がします。
ラグを敷いていた頃には感じたことはなかったので布製品は音を吸収してくれるのだなと感じました。
私は賃貸の2階に住んでいて隣や下の階に住んでいる方へ騒音になっていないか気になるので、今は特に夜は特に大きな音を出さないように気をつけています。
床に傷がつきやすい(防キズ)
これも賃貸だからこそ気になる部分ですね。物を落としてしまったときだったり、家具がズレたときなどに床が傷つかないか気になりました。
私はミニマリストになって大きな家具は持っていないのですが、それでもローテーブルとソファーは使っていて、ときどきズレて動いてしまうことがあります。
そんなときにラグは家具とフローリングとの緩衝材になってくれて、フローリングに傷がつくことを防止してくれていたんだなと感じました。
冬場は寒い(防寒性)
今は夏場なのでフローリングは冷たくて気持ちが良いですが、冬にはその反対で寒いということですよね。夏場のメリットがそのまま冬の短所でもあります。
私は基本的に床やソファーに座って生活しているので、ラグを買う前は床から冷気が伝わってきて身体まで冷えるなと感じました。
もしかしたら室温も1~2度下がるのかもしれません。節約したい私は冬には暖房を使わないので、室温が下がるのは困ります。
フローリング自体も冷たいですし、冷気は下の方に溜まるので余計にそう感じたのかもしれませんね。ラグなしで冬を過ごすには、別の方法で足元を暖かくする工夫が必要そうです。
ミニマリストにラグは必要?
結局のところミニマリストにラグは必要なのか必要じゃないのか、これには生活スタイルや好みで違いがあると思うので、私が感じたことをまとめてみます。
私がラグがあっても良いのかな~と思ったのは、
- 木造の賃貸アパートに住んでいる(隣や下の部屋に音が伝わりやすい)
- 小さいお子さんがいる
- ペットを飼っている
- 床に座って過ごすことが多い
という方です。
ラグの効果は防音性・防キズ・防寒性。デメリットは掃除が面倒なこと。デメリットと比較して、メリットが大きい方はラグを持っていても良いのかなと思います。
私はというと、今のところは掃除がラクということが圧倒的に大きなメリットとして感じられるので、なくても良いかなという印象です。
気になるのは防音性ですが、防音性を重視したいならラグでなくてジョイントマットやフロアシートなど、もっと別のものの方が良い気がします。ですが何より自分が気をつけて生活することが1番効果があるんじゃないかなと思っています。
防寒性という面でいえば、ラグではなくてもマルチカバーや毛布を敷いても良い。代用できるものはないのかなと探すのはミニマリストの得意なところですよね。
終わりに
ミニマリストの私がラグなし生活で気づいたメリット・デメリットについてまとめてみました。
実際に私が経験してみて感じたラグなし生活のメリットは、
- 清潔
- 掃除が簡単
- 部屋が広く見える
- 夏場は涼しい こと。
一方デメリットは、
- 音が響く
- 床に傷がつきやすい
- 冬場に寒い こと。
ラグにはインテリアとしての機能だけでなくて、機能面の効果があったことが意外でした。
メリット・デメリットを経験してみた結果、私にとっては掃除がラクということが大きかったのでラグを手放して良かったな~と感じています。
ラグが必要かそうでないかは生活スタイルや価値観で、メリット・デメリットのどちらが大きいかによります。
ラグを捨てようか悩んでいる、もしくは買おうか悩んでいるという方が自分にとってラグは必要なものかどうか、決めるヒントになれば嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。