こんにちは。ミニマリストのねこです。
洋服の減らし方って洋服への考え方や、どこまで減らしたいかによって、減らし方が全然違ってきますよね。
私の洋服は年間で10着。おしゃれが面倒な私にとっては、洋服は減らしやすい分野です。
そんな私でもワンシーズン10着・年間20着くらいだと、もう少し遊びをもたせる余裕もあると思いますが、年間10着まで減らしたいとなるとちょっと工夫が必要でした。
ということで私が洋服を10着にまで減らした方法を考え方と実践例に分けて、まとめてみたいと思います。
私と同じように、
- おしゃれが面倒
- おしゃれするより節約したい
- 洋服を年間で10着以内にしたい
- 人の目を気にしすぎて生きづらい
- 自分の基準を持って生きたい
という方はヒントになることがあれば嬉しいです。
面倒くさがり節約系ミニマリストが持っている10着の洋服
まず簡単に、私が持っている10着の洋服をご紹介します。
私が持っている洋服は、こちら。
- 半袖Tシャツ 2枚
- 長袖シャツ
- フリースTシャツ
- ニット
- フリース
- ウルトラライトダウンジャケット
- ロングスカート
- 部屋着のボトムス 2着
半袖Tシャツと部屋着のボトムスは2枚持っていますが、他は1着ずつ。これが私が持っている洋服のすべてです。
家にいることが多いのでカジュアルで楽な洋服を中心に選んでいます。
夏はこんな感じの洋服を着ています。
洋服を年間10着に減らす3つの考え方
私の洋服が年間10着に減った理由は、洋服に対する考え方が大きく変わったことが前提にあります。大きくわけて3つの考え方を、まずまとめておきたいと思います。
着回し・おしゃれをやめる
まずそれまで当たり前だと思っていた、着回しとおしゃれをやめたことです。
おしゃれや着回しを考えようとすると、どうしても洋服の数が増えてしまいがちですよね。
私はおしゃれのセンスもなく、着回しを考えることも面倒だったので、洋服を減らせるとばかりに、どちらもやめてしまいました。
私のように周りや世の中の風潮に合わせているけど、本当はおしゃれが面倒という方はいっそのこと、やめてしまうことをおすすめします。
着回しとおしゃれを手放すだけで、洋服の数はぐっと少なくなりました。
毎日同じ洋服だと今日着る洋服を選ぶことに悩まなくて良いのが、面倒くさがりの私にとっては嬉しいです。
人の目を気にするのをやめる
着回しやおしゃれを手放すと、毎日同じ洋服を着るようになります。
すると「毎日同じ洋服だと周りの人に思われるのが嫌」と感じる方もいらっしゃいますよね。
私もはじめは不安もありましたが実際に何か言われたことはないですし、今ではなんと思われてもいいや~と気にしなくなりました(笑)
人にどう思われるかより自分の基準の方が大切だという考えに変わったからです。
自分の基準といっても、洋服を選ぶのが面倒くさい時間を使いたくないということなんですけどね。
それでも洋服への考え方や何を基準に洋服を選ぶかは人それぞれで良いと思うので、私は自分の考え方を優先しようと思うようになりました。
外見や人の目線を気にしなくなると、物も減って、節約にもなりましたし、生き方に対する考え方も変わりました。
ミニマリストを続けていく上では、人の目を気にするのは早いうちに手放しておいた方が楽だと思います。
捨てる洋服を選ぶより、残す洋服を選ぶこと
私の中で洋服は手放しやすい分野だったこともあって、ワンシーズン10着くらいには簡単にできました。
ですがそこから洋服を年間で10着にするには、捨てる洋服を選ぶというよりは、残す洋服を選ぶと視点を変える必要があったんです。
残す洋服を選ぶという見方にして変わったのは、自分にとっての最小限の枚数を知るという考え方になったこと。
捨てる洋服を選ぶという視点だと、どうしても「まだ着られるから」という理由で洋服を残してしまいがちだったんですよね。
洋服の状態ではなく自分を基準に、自分にとって必要な洋服を残してあとはいらない・捨てるという考え方をするようになったら洋服が大きく減りました。
これがミニマリストとシンプリストの違い?なのかもしれませんね。
年間10着にするには残す洋服の選び方にもコツがあったので、そぐわない洋服は捨てることができるようになったのも、残す洋服を選らぶと考えるようになったからです。
面倒くさがりミニマリストが洋服を年間10着に減らした方法
洋服についての考え方が変わった私が、洋服を年間10着に減らすために具体的にどんな工夫をしたか、残す洋服の選び方のコツについてまとめてみます。
できるだけ長い季節着る
1番意識したのは、できるだけ長いシーズン着られること。夏だけ・冬だけしか着られない洋服を減らすことです。
1つのシーズンでしか着れない洋服は、シーズン外はしまっておくことになって、収納スペースももったいないですよね。
1つの洋服を1年間通して着られれば、シーズンオフの収納スペースも必要ないし、衣替えをしなくて良いというメリットもあります。
ただ洋服の寿命が、かなり早くなるところが欠点かもしれませんね。
例えば私の場合、長袖のシャツは春~秋の間にかけて1枚で着たり、肌寒いときの軽い羽織ものとしてと、長い期間いろんな着方ができる便利なアイテム。
基本的にボトムスは1年間兼用です。冬は下にレギンスかタイツを重ねれば大抵のボトムスは年間を通して着れるのではないかなと思います。
重ね着を利用する
洋服をできるだけ長い期間着るために有効な方法が、重ね着を利用すること。
例えば私の場合、夏は半袖Tシャツを着ていますが、寒くなってきたら下にヒートテックを重ねて冬にも着ます。そうすることで長袖の枚数が減らせました。
冬はさらにニット・フリースと重ねていけば、暖かく過ごせます。
特に冬は分厚い1枚の洋服で防寒しようとするより、重ね着やネックウォーマーを利用した方が暖かい上に、細かな体温調節もできて便利です。
分厚い洋服は真冬にしか着られないですし、シーズンオフ時の収納場所をとる、洗濯しても乾きづらいと良いことがありませんでした。
洋服1枚1枚は薄手を選んだ方が重ね着がしやすく、夏にも涼しく着られます。
合わせる洋服・着ていく場面を選ばない洋服を選ぶ
年間10着の洋服で過ごすなら、上下で合わない組み合わせがあったり、特別な日用の1着をとっておいたりするのはもったいない。
合わせる洋服を選ばずどんな組み合わせでも着れて、日常生活の幅広い場面で着られる洋服を選ぶこともポイントですね。
私はどんな洋服にも合わせられる無地、着ていく場面を選ばない黒やグレー・紺など地味な色を選ぶようにしています。基本的には黒が多いですね。
黒はどの色にも場面にも合わせやすく、1枚で着れて下着が透けることもないので便利です。
私もまだ柄物も持っているので、買い替えるときには無地にしようと思っています。
スカートも、より汎用性が高い黒かグレーのズボンにしたいですね。
洗濯を回せる枚数があれば大丈夫
毎日同じ洋服でいいとなると、洋服の枚数はかなり減らせて、洗濯機を回す頻度に合わせた枚数があれば十分です。
私は毎日洗濯をしているので、トップス・ボトムスでそれぞれ2枚あれば最低限は大丈夫。
持っているのは現在着ている洋服か洗濯中の洋服かになるので、収納スペースもとらなくてすっきりです。
少ない枚数でやりくりするために、自宅で簡単に洗濯できて乾きやすい素材の洋服を選ぶようにしています。
ただそれだけでは気温の変化やTPOに対応できないので、洗濯を回す最低限の枚数にプラスして、体温調節するための羽織りや外出時に着る洋服を足す感じです。
部屋着と外出着を分けなければもっと減らせますが、私は家ではリラックスしたいのと外のホコリを部屋に持ち込みたくないので分けてます。
お金に余裕があるなら・・・ワンシーズンで着倒すという方法も。
お金に余裕がある方なら、比較的価格が高いアウター以外はワンシーズンで着倒して手放し、次のシーズンが来たらまた新しく買い直す方法もありますね。
この方法ならシーズンオフの洋服を収納しておかなくて済むので省スペースですし、ある程度おしゃれする余裕もあるんじゃないかなと思います。
私の場合は節約したいことと、買物が苦手で毎年買い替えるのが面倒くさい(笑)という理由もあって、洋服は1度買ったら2~3年は着ていますね。
Tシャツは年中着ていて傷みやすいので、比較的早く1~2年で買い替えてます。
終わりに
私と同じように面倒くさがり・おしゃれが苦手という方向けに、洋服を10着以下にするコツをまとめてみました。
私は人の目を気にするのをやめて、重ね着をすることで年間を通して同じ洋服を着るようになったことで、一気に洋服の数が減りましたね。
意外だったのが洋服を年間で10着にしてみると、外見や人の目を気にすることが減って、物全体に関して捨てがはかどったこと。
たぶん自分はどう思うのかという基準で、物事を判断できるようになったんだと思います。
洋服を減らしたことから始まって、自分が楽しくいることを大事にするようになったので、他人ばかり気にして生きづらかった生き方まで変わってきた気がします。
洋服を減らすヒント、生きづらさを解消するヒントになることがあれば、嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。