こんにちは。ミニマリストのねこです。
色んな便利グッズや調理家電が次々と発売されるキッチンは、何かと物が増えやすい場所ですよね。
私は料理下手で料理嫌いですが、節約をするためにほぼ毎日自炊をしています。
料理が嫌いだと何かと自炊を楽にするためのグッズや調理器具を買ってしまいがちですが、物がないすっきりとしたキッチンが1番使いやすいということに気づきました。
そんな私が持っている自炊をするのに困らない最低限のキッチン用品をご紹介したいと思います。
特に、
- 1~2人暮らし
- 料理下手・料理が嫌い
- 節約するために自炊したい
という方は、参考にしていただけたら嬉しいです。
キッチン調理家電
オーブンレンジにコーヒーメーカー、ホットプレート、ブレンダー・・・など便利そうなグッズがたくさんありますよね。
私が持っているキッチン家電は、冷蔵庫・電子レンジ・炊飯器・電気ケトルの4つ。
ミニマリストでない彼と2人暮らしをしていることもあって、多く持っている方かなと思います。
ですが冷蔵庫にしろ電子レンジにしろ掃除が面倒ですし、電気代もかかることを考えるとない方がいいな~というのが私の本音です。
1人暮らしのミニマリストさんなら冷蔵庫も電子レンジも必要ないかもしれません。
キッチン家電は家族で暮らすときに、必要になってくるものなのかなと思いました。
ただガスでお湯を沸かすより電気を使った方が光熱費が安いので、節約をしたい私には電気ケトルは必要な家電かなと感じています。
「節約・時短・物が少ない」の中でどれをどのくらい重視するかで、最低限必要な家電も変わってきますね。
調理器具
料理が楽にできて時短にもなるようなたくさんの鍋やキッチンツールが売られていますよね。キッチンの中で1番増えやすい部分なのかもしれません。
私も過去には買ったこともありますが、結局使わずに捨てることになってしまいました。結局いつも使っている基本の調理器具が1番使いやすいんですよね。
フライパン・鍋類
私は深型のフライパンでゆでる・焼く・煮るすべての調理をしています。
深型のフライパンがあれば、炒飯や焼き魚からカレー・鍋料理まで作れるので、鍋は持っていません。
1人暮らしの物件に多いミニキッチンではコンロが1つしかないことが多いので、鍋かフライパンのどちらか1つがあれば十分な気がします。
鍋1つにしてしまうと焼く調理がしにくくなってしまうので、どちらかにするのであればフライパンがおすすめです。
私は過去に楽をして電子レンジで調理を済ませたくて、シリコンスチーマーを買ったこともありました。
ですが食器にラップをして温めるのと何が違うのか?と気づき、結局使わず捨ててしまうという痛い経験をしたことがあります。
同じように、やかんや土鍋のような1つの用途にしか使えないもの、凝った料理に使う圧力鍋なんかは、料理下手な方や1人暮らしの方には必要ないかなと思います。
包丁・まな板
私が持っているのは包丁とカッティングボード、1つずつです。
狭いキッチンでは、まな板より薄くてコンパクトなカッティングボードが場所をとらなくて便利です。
キッチンバサミを使えばまな板は必要なくなりますが、みじん切りができませんし洗うのが面倒。
ということで包丁とまな板がベストなんじゃないかなと感じます。
包丁も野菜用・魚用・果物用など、用途や大きさで分ける必要はなかったです。
オーソドックスな万能包丁が1本あれば十分。1~2人分の料理を作るくらいなら、ピーラーやスライサーも必要ありませんよ。
キッチンツール
キッチンツールも一般的な家庭だとフライ返しやヘラ、菜箸、マッシャーとたくさんありますよね。
簡単な料理しかしない私には、汁物に使うおたまと白米をよそうのに使うしゃもじの2つで十分でした。
キッチンツールは形が多様でかさばるし、少ない方が場所もとらずに洗い物も増えないので快適です。
私は焼いたり炒めたりするときも、食べるときも同じハシを使っています。
ざるやボールもお皿やフライパンを代わりに使えば、なくて大丈夫。
大きいスプーンを大さじ、コーヒースプーンを小さじとして使えば、軽量スプーンもわざわざ持つ必要はありませんよ。
キッチンの便利グッズが次から次へと話題になったりしますが、料理好きでないと結局使わないことがほとんど。
私はかえって洗う手間、収納しておくスペースの確保が面倒になって使うことはありませんでした。
1~2人暮らしでは、ない方がすっきりして快適。専用の物を持たなくても、たいていのものは代用できるものです。
その他消耗品
その他にキッチンで食品の調理や保存に必要かなと思うのが、ラップとジップ袋です。
面倒くさがりで毎日の自炊を楽にしたい私は、ある程度まとめて調理するようにしています。例えば野菜を切る・ゆでるとき、魚を焼くとき、お米を炊いたときですね。
そんなときにラップやジップ袋は、自炊を楽にしてくれるアイテムです。
ただこの2つは冷蔵庫や電子レンジを持っているからこそ、便利と感じるものなのだと思います。
もしこれらの家電がなければ、食べ物を保存したり簡単に調理したりということもないですからね。
ちなみにジップ袋はキッチンだけでなく、ポーチ代わりにして物をまとめておきたいときにも使えて便利です。
私のように簡単な料理しかしない方なら、一般的なご家庭によく置いてあるアルミホイルやクッキングシート・キッチンペーパーなどは必要ないですよ。
食器類
食器類もプレゼントや景品でもらったり、安価なので可愛いからとついつい買ってしまったりと、増えやすい部分なのかなと思います。
食器
私が持っている食器は2人分で、深皿・平皿(大・小)・丼・お茶わん・お椀2枚です。
プラス、飲み物を飲むときに使うマグカップとタンブラー。
どういう料理を作るかによって、必要な食器や枚数がかなり変わってくるなと思います。
少ない食器で済ますポイントは、定番のメニューを決めてしまい、それに合わせた食器だけ持つことですね。私は1汁1菜、カレーやラーメンのような1品料理くらいしか作りません。
私のように簡単な料理しかしない方は、平皿・丼・お椀・マグカップくらいがあれば十分なんじゃないかなと思います。
飲み物も買うと高いので、節約のためにタンブラーでお茶を作って飲んでいます。物は増えてしまいますが、毎日のことなので積もり積もると結構大きいです。
カトラリー
カトラリーも大きさやデザイン・用途がたくさんあって、増えやすい部分ですよね。
ですがスプーン・フォーク・ハシが1人1つずつあれば十分です。
それに加えて、私は小さじの計量スプーンの代わりに、コーヒースプーンも1つ持っています。
ナイフを使うような料理はしないので、持っていなくても不便を感じたことはありません。料理下手な方や1人暮らしの方には必要ないと思います。
シンク周り
シンク周りもハイターやクレンザーなどの洗剤類、ボトル洗い用に持ち手が長いスポンジやタワシなどのスポンジ類、三角コーナーや水切りカゴ・・・など、ごちゃつきやすい部分なのかなと思います。
キッチンの掃除用品
キッチンの掃除用品で私が持っているのは、食器洗剤・スポンジ・フキンの3つです。
洗剤は食器洗剤1つ、スポンジもシンプルなもの1つです。
色々と使い分けるように売られていますが、用途ごとに使い分けることが物が増える原因だと思っています。
汎用性があるシンプルなものが1つあれば十分です。
キッチンペーパーがなくても手はフキンで拭けばよいですし、油汚れはウェスで拭きとっています。
毎日掃除していれば、クレンザーや漂白剤が必要になるような汚れもありません。
三角コーナー
シンク周りにありがちなキッチンの三角コーナー。私は持っていません。
三角コーナーに入れて食べ物をシンクに放置しておくのは、特にこれからの暑い季節は不衛生ですし、ニオイも気になりますよね。
私は調理で出た生ごみは直接小さなビニール袋に入れてから、ゴミの日まで冷凍庫で保管しています。
もともとは食べ物なのにシンクに放置してしまうから、ゴミ=汚い物になってしまうんだと思います。
水切りカゴ
私は水切りカゴも持っていません。
私の部屋は1人暮らしによくあるミニキッチンで、シンク上の棚部分が水切りカゴのような造りになっているからです。
洗ったあとの食器はそこに直接置いて乾かしているので、水切りカゴも食器を拭くタオルも必要ないんです。ミニキッチンは狭いですが、ここは良いところですね。
私のキッチンのような造りでない方でも、水切りカゴは場所をとるしカビも生えやすくて不衛生なので、フキンやタオルを敷いて代用するのが良いのではないかなと思います。
終わりに
自炊派料理下手なミニマリストの私が持っているキッチン用品をまとめてみました。
自炊を全くしないミニマリストさんなら、思い切って料理はしないと決めてしまってキッチンには何も置かないという選択をすることもありかもしれませんね。
キッチン用品はたくさん種類がありますが、結局は用途で使い分けているから増えてしまうということなんだと思います。
「あった方が便利」と思っても月に数回しか出番がなかったり、別のもので代用できるような調理器具は、狭いキッチンではごちゃついてしまうだけ。1人暮らしの狭いミニキッチンではなおさらです。
簡単な料理をするだけなら、そんなにたくさんの調理器具や食器は必要ありません。
料理が趣味・大人数の料理を作らなければいけないという方以外は、物を増やすよりキッチン用品を最低限にした方が、かえってキッチンが使いやすく料理もしやすくなる気がします。
1~2人暮らしで簡単な料理しか作らないなというミニマリストさんは、持ち物を減らす参考にしていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。