こんにちは。ミニマリストのねこです。
カーテンってホコリや汚れが溜まりやすいくせに、洗うのが面倒ですよね。手入れや掃除が面倒なのでカーテンは持たないというミニマリストさんも多いように感じます。
私もミニマリストとして自分に必要ないものは持たないと決めているので、カーテンを捨てるかどうか考えたこともありました。
その結果、私にとってカーテンは必要という答えになったので、ミニマリストですがカーテンは持ち続けています。
ということでミニマリストの私がカーテンを持ち続ける理由とカーテンを持つことのメリット・デメリットについてまとめてみたいと思います。
ミニマリストの私がカーテンを持ち続ける4つの理由
ミニマリストさんの間では嫌われがちなカーテンですが、カーテンを持つことのメリットもたくさんあるなと感じます。
遮熱効果
カーテンの機能で意外と見逃されがちなのが断熱・保温効果じゃないでしょうか。部屋にいて感じるのは、夏の熱気や冬の冷気は窓から入ってくること。
夏には暑い外気を遮り部屋の冷気を外に逃がさないことで冷房が効きやすくなりますし、冬には外の冷気を防ぐことで部屋を暖かく保ってくれます。
外気を遮り冷暖房の効果を窓から逃がさないことで、電気代節約の効果があるなと感じます。実際に私は冬は暖房なしで過ごせています。
カーテンの遮熱・断熱効果をより高めたい場合には、遮熱カーテンがおすすめです。私は無印良品の遮熱・遮光カーテンを使っています。
遮光効果
一般的には日当たりが良い部屋が人気物件だったりしますが、太陽の眩しすぎる光が苦手な私にとっては逆。昼間でも明るすぎないこと、太陽の光が入りすぎないことが部屋を快適に保つコツです。
夜勤なので昼間に寝ていることが多いということもあって、光をさえぎってくれるカーテンは必須です。遮光カーテンなら紫外線も遮ってくれるので、女性が気になるUV対策としても。
特に東向き・西向きの部屋では朝方・夕方の日差しは強烈なので、暑さ対策としても必須かなと思います。
一方でこの点は人によってはデメリットにもなりますね。私と反対で太陽の自然な光で目覚めたい、明るい部屋の方が好きという方にはカーテンは不要かもしれません。
防犯
私が住んでいる部屋は2階、住宅街ということもあって隣の家がすぐ目の前。幸いすりガラスの窓ではありますが、カーテンがなければ窓を開けたときには部屋の中が丸見え、在宅か不在かも丸わかりだったと思います。
カーテンを持たないミニマリストさんには男性が多いような気がします。窓ガラスにはる目隠しシートもありますが、部屋を明るくしているとシルエットが見えてしまうので完全に部屋を隠すことはできないですよね。
低層階に住んでいる、隣の家との距離が近い、窓が大通りに面しているような女性の方はカーテンを持つ方が良いんじゃないかなと思います。
ホコリ防止
カーテンってすぐに土埃で汚れて黒っぽくなりますよね。たぶんそれって窓を開けたときに外から入ってくる土やホコリが部屋に入るのを防いでくれているからなんだと思います。
カーテンが部屋の中や床に土埃が散らばって汚れるのを防いでくれていたんですね。
花粉だったり黄砂だったりも気になるので、カーテンがあるといいなと私は感じています。
ただカーテンがかかっていると窓の汚れがカーテンで隠されてしまうため、窓掃除を怠りがちでもありますね。定期的に窓掃除をすることも心がけたいなと思っています。
カーテンを持つことのデメリット
一方で私が感じるカーテンを持つデメリットは、手入れと圧迫感かなと思います。
洗濯が面倒
カーテンをなくしたいと思う1番の理由・デメリットは手入れ・洗濯が面倒ということですよね。私もこれがあってカーテンを捨てることを考えたこともありました。
確かに洗濯は面倒くさい。ですがそれ以上に私にとってはカーテンを持つことのメリットが大きかったので未だにカーテンを持ち続けています。
洗うのが面倒とはいっても、洗濯機で洗ってそのままカーテンとしてつけておくだけで自然に乾いているので、実際はそこまで手間じゃないんですよね。
ちなみに私がカーテンを持つ理由を考えてみるとレースのカーテンは必要なかったので、持っていません。私が持っているのは遮光・遮熱カーテン1セットのみです。カーテンの枚数を減らすことで手入れは最小限にできます。
圧迫感がある
カーテンは部屋にしめる面積が大きいため、圧迫感が出てしまうのもデメリットですね。ない方が部屋が広く見えるし、解放感がありますよね。
私が住んでいるのは1Kの狭い賃貸。狭くてもすっきり暮らすことを意識している私としては、圧迫感が出てしまうのは避けたい。
ということで私が使っているのは無地のベージュのカーテン。ベージュ色は壁の白色と自然に馴染んでくれて圧迫感がありません。また派手な柄物は気をつけないとカーテンが主張しすぎてしまうので、部屋をすっきり見せることを重視して無地を選びました。
壁と自然に馴染む淡い色で、無地か目立つ柄のないカーテンを選べば圧迫感も解消できるのかなと思います。
カーテンの代わりになるもの
カーテンを持ちたくないとなると、カーテンの代わりになるものはないかな?と考えると思います。そこで手入れ・遮熱・遮光・目隠しという4つの観点から、カーテンと比較してみました。
ブラインド
ブラインドにしても掃除は必要ですし、ブラインド1枚1枚の間に結構ホコリが溜まります。それを1枚1枚拭くことの面倒くささを考えると、洗ってしまえるカーテンの方が楽。
窓枠とブラインドの間に隙間ができてしまい、そこから外気や光が入ってしまうため、遮光・遮熱・目隠しの効果はカーテンの方が優れている気がします。
取付もブラインドよりカーテンの方が簡単。不要になったときに処分することを考えても、ブラインドは粗大ゴミ、カーテンは可燃ごみか布類として通常のゴミに出せることを考えると楽チンです。
同じようなものにロールスクリーンもありますが、遮光・遮熱効果はブラインドと同じくらい、大きい家具、汚れたときにも洗えないことを考えると、ミニマリスト的な観点からはカーテンに軍配が上がるのかなという気がします。
目隠しシート・フィルム
カーテンの代わりに使うものとして、ミニマリストさんに人気なのが目隠しシート。目隠しシートの1番のメリットは掃除や手入れの手間がないことですね。
遮光・断熱・目隠し効果はカーテンの方が高いと思いますが、これなら物や管理の手間を増やさずに明るさとプライバシー・冷暖房の節約のバランスを取れそう。
私のように眩しいのが好きではない、昼間に睡眠をとることがあるという方でなければカーテンより便利かもしれません。
窓ガラスが割れたときにガラスが飛び散ることを防いでくれる効果もあるというのはいいなと思います。
ただ、慣れないと綺麗に貼るのが難しいところが欠点かなとも思います。
終わりに
結局カーテンが必要か不要かは、明るい部屋が好きかそうでないかなのかなと思います。
私は昼間に仮眠をとることがあることと、冷暖房費の節約・防犯上の理由を重視してカーテンは必要だと判断しました。
カーテンを持つとしたらレースのカーテンは持たずに、遮光・遮熱カーテン1組だけつけるのがおすすめです。
1組なら洗濯するのもたいした手間ではないですし、かけておけばすぐに乾いて、管理の手間はそんなに気になりません。
ミニマリストだからといって必ずしもカーテンが不要というわけでもなく、必要か不要か自分の生活スタイルにあった選択をするのが良いのかなという気がします。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。