こんにちは。ミニマリストのねこです。
ミニマリスト生活を送っていくと持ち物の数が減っていく分、1つ1つの物にこだわりがでてきますよね。
私も石けんだったり化粧品だったり、これじゃなきゃダメという物があったのですが、その一方で最近はそういう物を探すことに疲れてしまった自分がいます。
私はもともと買物が好きではなくて、体力もないので買物は効率的に済ませたい派です。それなのに心配症・不安症な性格なので、気に入ったものがなくなったときに買えないとすごくストレス・・・。
そんな中で物から自由になりたい、身軽になりたい私は物にこだわるより、こだわりを手放した方が楽になれるのかなと思うようになりました。
これじゃなきゃダメと思うから不安になる
1つ1つの物にこだわった方が物を大切にできて物欲が減るという考え方もありますよね。
その反面私のように、これじゃなきゃダメと1つの物にこだわっていると、なかったときにすごくストレスを感じるという方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。
愛用していた石けんが急に買えなくなった
もともと物にこだわわないようにしていた私ですが、最近特に実感したのが2年愛用していた石けん(牛乳石せんの無添加)がコロナ禍でどのお店の店頭からも消えたこと。
今まではよく行くスーパーでも近所のドラックストアでも買えたのに、どこも品切れになってしまったんです。(店頭で見かけなくなって1ヵ月以上経った今も品切れのままです。)
そこで同じ牛乳石けんの青箱を買ってみたところ、香りが強いことと使用感がしっとりめだったこと以外は、大きな肌荒れもなく使えたんですよね。
過去には自分に合うスキンケアが見つからずやっと出会えた石けんだっただけに、これじゃないとダメ!と思っていたのですが、なくても大丈夫だったということに安心したんですよね。
この経験をして、これじゃなきゃダメ、それなのに買えない!ということが、とてもストレスになるんだと感じました。
持っているものがなくなる不安
なくなるかもしれない、買えないかもしれないという不安って、これじゃなきゃダメと1つのものにこだわるから生まれてくる不安なんだと思います。
人って持っているものを失うこと、現状から変化することを不安に感じる生き物だそう。欲しい商品がないとなると、何件もお店を回ったり遠くの店まで行ってみたりしがちですよね。
買えなくなるかもしれないっていう不安から物を探しまわるのって、物に縛られているような、物に振り回されているような・・・私にとってはすごくストレス。
コロナ禍の今は石けんのように昨日まであった商品がいきなり1ヵ月くらい買えなくなったりもしますし、なくなるペースが早い消耗品ならなおさら買いに行く頻度も高いし不安ですよね。
しかも1度なかなか買えなかったり切らしてしまったりという苦い経験をすると、もうそんなことがないように多めにストックを持っておこう!という心理になったりもします。
ですがたくさんのストックを持って帰ってくるのは大変すぎるし、ずぼらな私には消費期限の管理ができない、何より狭い部屋にそんなスペースはありません。
買物とかストックとか管理とか・・・そういうの面倒だし時間はもったいないし、もう疲れました。
物から自由になる
こだわりの物を探し回ったり、ストックしたり、もし買えなくなったらと心配することに疲れた私。
物からも、物が買えないかもしれないという不安からも自由になるには、物に対するこだわりをなくすことが1番なんじゃないかなと気づきました。
いつでもどこでも買える安心感
なくなったときに買い直しやすいかどうか、近所のいつも行く店で買えるかどうかは私が物を選ぶときの重要な基準です。
いつでもどこでも買えるものなら、在庫の管理は気楽です。なくなったと気づいたときにいつでも買えるので、ストックを持っておく必要もないんですよね。
私が使っている日用品・小物類はいつも行くスーパーで買えるもの、近所のドラッグストアや100均、コンビニで買えるもの中心です。
洋服や化粧品はシーズンごとに商品が入れ替わりますし、お気に入りがいきなり廃版になっていたりして、同じ物が欲しいと思ったときになくてストレス。
ということで大きな商業施設に1つはあって、ロングセラーの定番商品が多いユニクロやGUなどで買うようにしています。
なくなったとき、買い替えたいときに買い直しやすいことは、物に対する不安から私を自由にしてくれる気がします。
なくても大丈夫が最強
さらに最強なのが、なくても大丈夫という状態なのかなと思います。始めからなくて良いならなくなっても不安にもならないし、物も少なくて済みます。
例えばコロナ禍でウェットティッシュが買えなくなったときも、他の物で代用できないかなと探してみるとフキンやウェスがありました。
品切れだったりで商品が買えなくなったときも家にあるもので代用することで、なくても大丈夫だったりもします。
また化粧品は肌に合う合わないがはっきりしていて商品の入れ替わりも激しいので、廃版になるかもしれないという不安なくしたくて、肌断食を試してみているところです。
買うメーカーにこだわらないだけじゃなくて、なくても大丈夫な物が増えるほど物から自由になれるのかなと感じます。
終わりに
こだわりの物は捨てづらいですし、持っているものを失いたくない・変えたくないという心理から「もしなくなったらどうしよう・・・」と不安になってしまいがちなんですよね。
あえて物にこだわらず手に入れやすいものを使うことで、買いに行ったり探したりする手間や物への不安から自由になれるんじゃないかなと思います。
そもそも私が物を減らし始めた理由は、自由になりたかったから。自分を縛るあらゆることやストレス、自分のお金・行動を縛る物からも解放されて自由になりたかったんです。
物を捨てるだけじゃなくて、買えなかったらどうしようという不安な気持ちやいつも物について心配している気持ちからも自由になりたかったので、私は物にこだわることをやめました。
いつものメーカーじゃなくても大丈夫、なんならなくても大丈夫とわかることで、金銭的にも精神的にも安心感があります。
生きていくために必要な物はそんなに多くないんですよね。 物にこだわりを持たないことで、より自由なミニマリストになれるような気がします。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。