ねこのひとりごと

猫と彼との1匹と2人暮らし。日々の暮らしで思ったことを、ただ綴るブログです。

何を見て、何を信じるか、を決めるのは私自身。

 

こんにちは。

 

今日は久しぶりに、

綺麗な朝焼けが見られた日でした。

 

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雲一つない空は

ちょっと寂しいけれど、

朝焼けから元気がもらえた

ような気がします。

 

 

 

先日、読んだ本が面白くて

ブログに書きたいなと思ったので

今日はその話を。

 

読んだのは、伊坂幸太郎さんの

「シーソーモンスター」です。

 

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伊坂さんの小説はハズレがない。好きな小説家さんの1人です。

 

この小説に流れる

大きなテーマが「争い」。

 

私は今まで人や社会を自分と

対立するものと捉えていました。

 

けれど、

これからはそんなふうに

対立したり競争したりする

生き方をやめたいなと

考えていたところでした。

 

ぶつかり合わなければ何も起きない。何も変化しない。

衝突が変化を起こして、新しいものを生み出す。

 

争いはなくならない。雨や風がなくならないのと同じで。

ただ、その中でどうにか穏やかに生きていこう、と努力するのは、自由だろ

 

争いに良いも悪いもなく、

起こるもので、むしろ、

進化するために必要なものだ

という視点は私にとって、

新しいものでした。

 

争いをなくすことや争いに

巻き込まれないようにすること、

それは私の意志では変えられない

ことなのかもしれません。

 

それでも、そんな世界でも、

できるだけ穏やかに争わないように

生きることを選択することもできる。

 

それを選ぶのは自分なのだなと

読んでいて思ったりしました。

 

 

 

もう1つ、

小説の主題ではないのですが、

私の心に残ったのが。

 

記憶や事実、正しいことも

曖昧なものだということ。

 

ニュースこそ、実態がない。ニュースカフェの画面に表示されれば、

それが全部、本当にあったことだと思われる。

見出しを書けば、事実になる

 

人は、自分にとってつらい経験や、なかったことにしたい出来事は、

自然と修正するもんだ

 

嘘ではないよ。現実自体が曖昧なものなんだから。

事実が、水戸君の記憶と違っていたとしても、それで全部が否定されるものではないから。

水戸君の記憶通りの世界もあれば、そうじゃない世界もある。

どちらが正しくて、どちらが間違いというものでもないんだよね

※水戸君は、主人公の名前。 

 

 

こういったことは以前から、

考えていたことだったので

読んでいてとても共感しました。

 

起こった出来事も、

人それぞれの立場や視点によって、

全然違うように解釈していて、

客観的な1つの事実というものを

知ることは難しいことなの

ではないかなと思います。

 

事実というものの危うさというか、

そもそも、客観的な事実という

ものなんて、あるのだろうか

とも思ったりします。

 

見ているものが人それぞれ違うのなら、

みんな同じ世界に生きているように

見えて、実はみんな違った世界に

生きているのかもしれません。

 

 

人が感情や過去から逃れ

られない以上、良くも悪くも、

人は見たいものを見て、

信じたいものを信じる

のかもしれません。

 

私はそれは悪いことだとは

思っていなくて、 

そうやって自分で自分の

人生の物語をつくっていく

のだと思います。

 

だからこそ、自分は、

どういう物語をつくりたいか

どういう物語を生きたいか、を

わかっておくことが大切なのでは

ないかなという気がしています。

 

結局、

自分が感じていること、

見ていること、考えていること、

が自分にとっての真実

なのかもしれません。

 

 

 

伊坂さんの小説に出てくる女性は

いつも強くて、芯がある、

我が道をいく人物たちが多い

ような気がします。

 

そんな強い女性に、

共感したり憧れたりできる

ところも好きだなと思います。

 

 

 

最後まで読んでくださって、

ありがとうございます。